大手アパレルメーカーのレナウンが、今年5月に民事再生法の適用を申請し10月30日に、東京地裁より民事再生法手続廃止の決定を受け、破産開始決定を受けるようです。
今年の5月頃、レナウンが破産?って記憶したことをおぼえています。レナウンという名前は国内では名が通った会社だと思うので、コロナにやられたかって思ったりしてたのですが。。。
少し悲しい思いになりますよね!!働いている方はもちろん、レナウンの商品を購入していた方や取引先の方。
時期が時期だけにコロナ関連倒産とか勝手に想像したりしたのですが、ちょっと早すぎない?大手なのに!!と。思ったりもして。。。
普段この手のニュースはあまり気にならないのですが、何か気になったので調べてみました!!
レナウンがも民事再生法の適用を申請した本当の理由は?
簡単にいうと、新型コロナの影響や親会社の関連会社から売掛金の回収が出来無いため、子会社から民事再生法の適用を申し立てられていた!!
何か?! スッキリしないですね。大手なのにコロナの影響が2,3ヶ月もたない?
何か早すぎますよね!!
親会社の関連会社が、中国の武漢に集中してたのか?
何か気になる?
結局めぼしいブランドを切り売りして売れないブランドと一緒に潰す事になったか・・・しばらくしたら倒産の内実を書いた本が出るだろうし、しくじり企業で取り上げて欲しいな。
【速報】レナウン、再建を断念し破産へ(東京商工リサーチ) https://t.co/dMZIInTxxB
— akamomo (@meihokuriku) November 2, 2020
民事再生法の適用を申請した本当の理由は?
中国親会社と上手くいってなかったらしい?!
そもそも、2019年12月期は67億円の当期純損失を計上しており、前期に続いて2期連続で最終赤字に陥っていた模様。
コロナ以前に、既に経営が傾いていたようです。
私が勤めていた会社も、一度赤字をだしたのですが2期連続の赤字だけは避けたいとなりふり構わず、経費削減したことを思い出します。
下っ端社員からすると、仕事の出来ない管理職はさっさと親会社の社員に置きかわってくれと思ったりしたもんです。
話を戻して。。。
レナウンの中国の親会社は、中国繊維大手の山東如意科技集団という会社のようです。
同グループ企業の(香港の恒成国際)から売掛金53億2400万円が回収出来なかったことが一番の原因ではないかというニュースもありました。
ニュースを読むと山東如意科技集団は、レナウンの筆頭株主になってから海外ブランドの買収を次々に行い。
81カ国の国で事業を展開しているそうです。
なるほど、ブランドをいちから築き上げるより買ったほうが早いよねって!! スピード感。日本でも経営悪化が話題となった犬がお父さんのCMで有名な企業の親会社とよく似てますね。
バブルがハジけた後、人件費の安い中国へ活路を見出した企業が多い中、数十年で会社を畳む企業もあり、企業運営の難しさが分かります!!
私の浅い浅い知識では、コピーの上手い中国に日本の技術をもっていて日本に何が残るのかな?って、思ったりもします。
人口が多い中国なので、市場が魅力的なことは分かるのですが、美味しい市場にはそれだけ企業がやってくるわけで・・・
「結果論・・・」分かってるのですが。。。
レナウンを取材された記事の中で、従業員の方のコメントがありました。
レナウンの株式を約5割保有する親会社となっている。「親会社の意向に反対できない風潮が社内にはあった」
まあ、そうだと思います!! 世界を取ろうとする中国人の気質から弱体化している日本人の言うことを聞くことなんて到底思えない!!
中国が貧しいときは、日本企業の誘致に積極的でかなりの高遇を当時の人達は受けているはずですが、
それを引き継いだ今の経営者たちはかなり難しい舵取りを強いられているはずですね。
私の思い出話ですが、
20年ほど前に中国に進出している日本企業の工場見学にいったことがあるのですが(確か天津と深センだっとと思います)、
その当時は、ビルや工場の建設がラッシュでした。荷台に人をのせたトラックを何キロも直線が続く国道を走ってたり、国道に仕事を求めて立っている人を何人も見かけました。
移動の途中で立ち寄った公園ではバスケットの籠に果物を入れて観光バスが停まるたびに販売にくる小学生ぐらいの女の子も見ました。
あと、ロレックス等の高級腕時計のコピー商品の販売は色んなところで行われていました。
現地のツアーコンダクターに宿泊先のホテル内でもコピー商品を取り扱っているので購入しては駄目だと教えられた記憶があります。
そこそこのホテルだったのですが(^^;)
夕飯時は現地の中小企業の方がたくさん来ていて、仕事を取ろうと必死な様子でした。 私達が経営層でない下っ端と分かった途端に態度が急変したのが面白かったです。
無駄な時間は使わない「時は金なり」を実感しました…
レナウンが民事再生法適用で世間の反応は?
良かった時代を知っている人の、「残念」、「悲しい」といった声が多かったです。
アパレルに無頓着な私でも「レナウン」という名前は知っているので、日本のアパレル業界では影響力があったのではと思います。
そして、レナウンのニュースをつぶやく人の中でよく目にしたのが、
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ブルーハーツの「人にやさしく」を採用したCM。中学、高校の頃、良く聞きました!! 今、聞いても色褪せない名曲!!
知らない人は、「ブルーハーツ」の曲聞いてみてくださいね。
レナウンのCM
曲がブルーハーツのひとにやさしく
声が山瀬まみ
https://t.co/s3qzzET9o8— まーち @メルカリフター (@mozu_yan) November 2, 2020
各店舗の閉店は?
民事再生以降、
- 「SIMPLELIFE」は小泉アパレル(株)へ、
「element of SIMPLE LIFE」事業を、同じ小泉グループの(株)オッジ・インターナショナルに譲渡。 - 「Aquascutum」、「D’URBAN」、「STUDIOby D’URBAN」は譲渡し、事業が継続。
- その他、事業譲渡外になったブランド事業に関係する店舗などは、10月30日をもって売り場、店舗の閉鎖が完了しているようです。
ニュースの注目度が大きいのか、各関連サイトへの接続が難しくなっています。
まとめ
レナウンが民事再生法適用の本当の理由は、
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この3点です。
知っている企業がなくなると思うと、寂しい気持ちなりますが「明日は我が身」かも知れないので自分が勤める会社の業績には敏感になっておきたいものです。
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