2022年4月9日、東京都は新築物件の屋根には太陽光パネルを設置しなければならない条例を新たに創設することを検討していることが分かったと報じられています。
対象は住宅メーカーなどで、住宅に一律に設置を義務付けるのではなく、事業者ごとに数値目標を設定して行く方針のようです。
この方針には、『おかしい、絶対反対の声』が多数上がっており、
今回の記事では、反対者の声、賛成者の声を集めてみました。
東京都新築住宅に太陽光パネル設置義務化と報道
2022年4月9日東京都は、太陽光パネルの設置を義務化する条例の創設を検討している。
目的は近年問題となっている脱炭素化で今秋以降に関係条例の改正を目指している。
設置が対象となるのは、
●延床面積が2,000平方メートル未満の中小規模の住宅やビル
●住宅、ビル等を年間20,000万平方メートル以上供給している事業者対象(住宅メーカー、不動産デベロッパー)
東京都での二酸化炭素排出量は約3割を住宅を含む家庭部門が占めており、新制度では省エネ性能を備えた機能も義務付ける方針で、太陽光と省エネによるダブルの機能で二酸化炭素の排出を削減するのが狙い。
東京都新築住宅に太陽光パネル設置義務化どう思う?
このニュースをしった皆様は、今回の太陽光パネル設置義務化についてどう受け止めていらっしゃいますでしょうか?
国内の原子力発電の大半が停止しており、先日も、関東地方が停電するのではとなっていたので、太陽光パネル設置もひとつの案だとは思いますが、正直、四季のある日本で太陽光パネルで十分な発電が出来るのか不安ですね!
又、コロナ禍でただでさえ不景気なのに飲食店が入るビル等にパネルを設置しても、
コロナの度にまん延防止が発動 → 飲食店休む → 補償金 → コスト増
これではやっていけないのではと個人的は思います。
このニュースを受け、ネットでも様々な意見交換がされています。
電力供給の不安定化が進むだけだ。
新築住宅に太陽光パネルをつけても、屋根が他の建物の影になることが多くて発電量が少ないということも生ずるだろう。太陽光パネルの寿命がどの程度かも問題だ。10年も経てば交換が必要となり、その費用負担に所有者が耐えられないということもあるだろう。
経済合理性があるとは思えない愚かな政策だ。
利権の為に都民に負担を負わすのはやめてほしい
メンテ、廃棄のこと考えたら割に合わないしエコではない
日系メーカーがパネルから撤退後に、条例作って踊らされてませんか?
ネットの反応『おかしい、絶対反対の声も』
太陽光パネル設置義務化のニュースを受けて、ネットでは様々な声が上がっています。
それらの意見の一部を紹介したしと思います。
太陽光パネル設置義務化反対派の意見
太陽光パネル設置義務化賛成派の意見
太陽光パネル設置義務化に対するネットの声まとめ
上記の他にもたくさんの声を読ませていただきました。
設置義務化反対の声で目立つものが、
- 日照の問題で発電効率が悪いものを義務化するのはどうか?
- 高層の建物が多い東京では影になることで効率が悪い
- 火災時に太陽光パネルが炎で発電して、消防隊員が感電する
- 太陽光パネルは中国産の物が多く性能・メンテナンスが不安
- 中国のジェノサイドに加担する
- 環境利権ではないか?
- 地震、台風時の二次被害が不安
- パネルの経年劣化が10年~15年と短くコスト高
- パネルの廃棄処分はどうなるの?
- 有害物質が含まれる
等など。
賛成意見は少なく
- 経年劣化後のパネルの回収システムが出来れば賛成
- メリットもあるので賛成ではあるが粗悪品、コストの問題が心配
等、現状の問題点をクリアしてくれれば賛成といった意見がありました。
皆さんは、こちらのニュースを聞いてのどように受け止めておられるでしょうか?
私は、国内のメーカーさんに頑張ってもらって、反対意見を克服した製品の開発をしてもらって、政治家には透明性のある議論をして欲しいなと思います。
レジ袋有料化のような愚策だけにはならないようにして欲しいですね。
まとめ
東京都が新築住宅に太陽光パネルの設置を義務化する条例を検討していことが報じられました。
太陽光パネルのメリットよりデメリットが多い意見が多い中で、義務化を検討している東京都に不満を持つ人が多いことが分かりました。
東京都の政治家には、透明性のある議論をしていただき、都民の声、国民の声を真摯受け止め、検討していただきたいと思います。
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