2022年5月6日(金)、都内で日本女子バレーの記者会見が行われました。
中田久美元監督からバトンを引き継いだ真鍋新監督の発案で、ロンドンオリンピックのメンバーによる「アントラージュfromロンドン」が発足されました。
このアントラージュが新チームをサポートしていくらしいのですが、アントラージュって何?と思った方も多いようなので、アントラージュとメンバーについてまとめてみました。
日本女子バレー「アントラージュ」とは?
「アントラージュ」entourage=フランス語で「取り巻き・環境・周囲」という意味があります。
この言葉は、JOC_日本オリンピック委員会が平成25年発案したもので、選手たちがパフォーマンスを最大限発揮出来るように選手たちと連携協力する人達のことを指します。
JOCが設置しているアントラージュ専門部会は、高橋尚子さんを中心に下記の活動を行っています。
- 選手に最善の環境を提供する活動に関すること
- 選手の健康、社会的発展と倫理の保護に関すること
- 選手を支援するすべての関係者の連携及び連絡調整に関すること
- 選手、コーチ及び選手を支援するすべての関係者の教育・研修に関すること
アントラージュ from ロンドンのメンバー
2012年ロンドン五輪メンバー13名の呼称を「アントラージュ from ロンドン」とし、
メンバーには、時間の許す限り練習にも参加してもらい、現役選手のアドバイス、サポートの役目を担ってもらうことを眞鍋監督から発表されました。
オールジャパン体制で挑むと考えた時に、JOCのホームページに掲載されていたアントラージュを参考にしたと会見で話されていました。
- 竹下佳江、佐野量子、大友愛
- 井上香織、山口舞、中道瞳
- 荒木絵里香、木村沙織、迫田さおり
- 狩野舞子、江畑幸子、新鍋理紗、石田瑞穂
豪華なメンバーが、現役選手のサポートにまわることが発表されましたね。
眞鍋監督の記者会見では、アントラージュはサポート役で、時間の許す限り練習にも参加ということでしたが、具体的に何をするかの説明はなかったので、会見をみたファンからは心配の声も上がっていました。
上記以外にもかなり辛辣な意見もあったのですが、そういった意見に耐えるためにも、今回のアントラージュのメンバーは、現役選手に力になってくれるのではないかと思います。
竹下佳江さんは、チームの結果が悪い時は、小柄な竹下は世界で通用しないとかなりのバッシングを受けた経験をお持ちですので、東京五輪で結果が出なかった現役選手には精神的にも強い味方になってくれるのではないかと思います。
竹下さんは、監督付戦略アドバイザーとして既にチームのスタッフとして活動しています。
又、木村沙織さんのように、若い時からチームのエースとして活躍した人の声を近くで聞けることは、きっと現役選手の力になると思うので私は楽しみでしかありません。
その他にも、眞鍋監督、スタッフ、選手、マスメディアのパイプ役としても、アントラージュのメンバーは力になってくるのではないかと思います。
まとめ
女子バレー日本代表の「アントラージュ」についてまとめました。
アントラージュは、現役選手を取り囲む人達で、選手がもつ力を最大限発揮出来るようにサポートする人達のこと指す言葉でした。
眞鍋ジャパンでは、時間の許す限り練習に参加ということで、具体的にどういうことをするのかは現時点(2022月5月)で分かりませんでしたが、OG選手の経験したことを現役選手に伝えながら、現在のバレーとを組み合わした形になっていくのではないと思います。
頑張れ日本!!
・現役選手を盛り上げて
・現役離れてる選手が動けるの?